座間あかまつ会

大松明について

座間あかまつ会 大松明制作趣意書

今から約400余年前に時の伊達正宗は、会津黒川城主芦名氏を滅ぼし、その余勢をかって須賀川城に攻めたてました。
須賀川城主であった二階堂家の家臣や領民は夜中それぞれが手に松明を灯し集まり決死の覚悟で須賀川城を守ることを決議したそうです。
しかしながら善戦及ばず遂に落城、ほとんどの兵が討ち死にしました。
松明あかしはこの戦いで討ち死にした多くの人々の霊を弔うために行われるようになったとされています。

その後の歴史や先の震災でも福島をはじめ東北の方々の芯の強さや我慢強さといったものを感じ得ることができます。

2011年の松明あかしでは、400年以上続いてきた歴史あるその開催自体が危ぶまれましたが、先代への弔いのみならず震災に負けないという強い意志のもと復興ののろしをあげました。
被災をされ間もない市民の方々が少しでも平静を取り戻し震災前の状況になるよう努力されている様を見て我々が何をすべきかを感じずにはいられません。

それを経て当会は2012年度設立と同時に、須賀川の青年会議所のメンバーとともにこの大松明制作に携わらせていただきました。

2013年は須賀川松明あかし実行委員会の皆様をはじめ関係各位のご理解ご協力のもと座間でこの大松明を制作したものを松明あかしで火を灯すことができ、奇しくも昨年は須賀川市と座間市が友好都市関係を締結する時期と重なりました。

本年もこの座間で制作する大松明が両市の永続的な友好のシンボルになること、そして福島須賀川の復興へののろしとなることを祈念してやみません。

どうぞこの大松明制作の趣旨に賛同しご理解ご協力賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

平成24年8月
座間あかまつ会
会 長 濱野真一
副会長 須藤真行
副会長 関根真吾

大松明のできるまで

松明制作マニュアル

松明制作に必要な材料や道具、制作の手順を記したマニュアルをご用意しました。
長い間に亘って受け継がれている制作方法をご覧下さい。


松明制作マニュアルダウンロード(300kb)

大松明作業場

大松明の制作はこちらの場所で作業しております。 住所: 神奈川県座間市南栗原3丁目